2022/03/13

FireタブレットでDebian

突然で申し訳ありませんが、このブログを不定期更新にします。


どうもです~

先月は予告もなしに更新しなくてすいませんでした。これからも毎月更新できる保証がないので不定期更新にというサボりの保険をかけさせてもらいます

とまあ、そんな話を書きたかったのではなく

今回はFireタブレット(2015)でDebian bullseyeを起動させたのでそのことについて書きます。

先日postmarketOSを起動させた話をしたばかりですけどね...

ちなみにAndroid上にエミュレータを展開する話ではありません。

また、前提条件としてFireタブレットのブートローダーロック解除が必要です。

まだの方は以前の記事を見るなりググるなりして済ませておいてください。


~手順~

https://github.com/hexdump0815/imagebuilder/releases/tag/211101-01

1.とりあえずイメージをダウンロード。tablet_amazon_ford-boot.img.gzは必須です。

残りのtablet_amazon_ford-armv7l-bullseye.img.gztablet_amazon_ford-armv7l-focal.img.gzはお好きな方を。(前者がDebian、後者がUbuntuです)

2.tablet_amazon_ford-boot.img.gzを7zip等で解凍して中のboot.imgをTWRPのInstall imgからbootに焼く

3.もう一つのgzの中のimgをMicroSDに焼く(僕は一回解凍してWin32Diskimagerで焼きましたがBalenaEtcherだったら一発で焼けたんですかね?[未確認])

4.MicroSDをセットして起動すればあら不思議、LightDMが立ち上がります。

アクセシビリティメニュー(右上の人形)からonscreen keyboardにチェックを入れるとキーボードが出ます、

デフォルトの「ユーザー名/パスワード」は「linux/changeme」だそうです。

欲を言えばもう少しわかりやすいところに書いてほしいですが

プロジェクトのreadmeに書いてあります。


~使った感想~

1.Wi-Fiが使えない

仕方ないですね。ドライバがないらしいです。残念。

2024/03/30更新:その後、使えるようになったのですが、当時どうやったら動いたのか今となってはわからなくなってしまいました。23年ビルドでは問題なく動作すると思われますが、未検証です。

2.案外普通に動く

タッチパネルも動くしAndroidと比べて多少重いか変わらない程度で動いていました。


今回はDebianとFire 2015を使いましたが他の端末でも動きそうなのとubuntuもあるので後々試すつもりです。


映り込みがひどかったのでこんな写真しかありませんがご了承ください

ではまた~

2022/01/11

Fire 7のpostmarketOS

どうもです~

2022年初のブログ投稿です。

年末年始はPCをいじっていたのですが、ブログにすることなく全部Twitterの方に書いてしまったのでまたタブレットネタです。


最近Fireタブレットをいじってみているのですが、その中でpostmarketOS(pmOS)を入れてみたのでそのことについて書きます。

今回使用したのは第7世代(2017、Austin)です。

他のデバイスでも対応しているかもしれないので試す際はaustinを適宜読み替えてください。ただし、fordは試しましたがうまくいきませんでした。おま環かもしれませんが。


↓文字が小さいところ、こんなもの読まなくていいです

Fireタブレットなんですが、自分はFire 7の第5世代(Ford)と第7世代(Austin)を持っています。どちらも貰い物ですけどね...

まず、第7世代は普通にFireとして使い、第5世代をROM焼き端末としていました。

(前にブログに書いた、FireにLineage OSを入れたという記事で使ったのは第5世代です。)

しかし、postmarketOSで第5世代のイメージを作れないという事件が起きました。原因はよくわかりませんが、第5世代は詳細な手順などないですし、僕は決してpmOSに詳しいわけではないので直し方もよくわからず。で、どうしたか。


第7世代もBLUしました

※ただし、せっかくのFireなのに一台もFire OSを入れないのも面白くないと思い、第5世代はFire OSに戻しました。



やり方を書いていきますが、お前の書いた雑でわかりにくい説明なんかいらねーよって人はxdaでも見てください。リンク貼っておきます。

https://forum.xda-developers.com/t/postmarketos-for-amazon-fire-7-hd-2017-austin.4315717/

あと、このへんは公式のwikiなので読んで損はないかと。

2017の方は何も書いてないようなものだけど

https://wiki.postmarketos.org/wiki/Amazon_Fire_7_2015_(amazon-ford)

https://wiki.postmarketos.org/wiki/Amazon_Fire_7_2017_(amazon-austin)


~手順~

  1. とりあえずLinux環境を用意します。今回はUbuntu 20.04を使用しました。
  2. あと、当然ですがブートローダーアンロックがいるのでまだの人は
    https://forum.xda-developers.com/t/unlock-root-twrp-unbrick-downgrade-fire-7-ford-and-austin.3899860/
    この辺を参考にやってください。


    テストポイントを使うためにペンチで壊しました(^^)
    使用に影響はないので大丈夫だと思います...
  3. https://wiki.postmarketos.org/wiki/Installing_pmbootstrap
    このwikiに従ってpmbootstrapを使えるようにする
  4. https://github.com/hexdump0815/pmaports-amazon
    ここからデバイス固有のなんかのファイルをダウンロードする。
    自分はgit cloneしましたがzipファイルをダウンロードしてもいいと思います。
  5. 今回はdevice-amazon-austinとlinux-amazon-austinを
    /home/ユーザーのホームフォルダ/.local/var/pmbootstrap/cache_git/pmaports/device/testing/
    にコピーします。
  6. pmbootstrap initでamazon、austinを選び、以下デスクトップ環境などを設定します。
  7. pmbootstrap install --android-recovery-zipでリカバリ用のzipファイルを作ります。多分userdataのオプションは付けていませんがもしうまく行かないようなら
    上のコマンドの最後に --recovery-install-partition=data をつけてください。
  8. pmbootstrap exportをして出力されるzipファイルをコピーしてMicroSDに入れるなどしてTWRPから焼いてください。(出力先はよく覚えていませんが/tmp以下だったかな?)
これで起動します!(多分)

~使った感想~


特に何も出来ない

まあWi-Fiでも使えたらかなり変わってきそうですが現状はxfceを乗っけたLinuxをタブレットでとりあえず起動できる以上のメリットはなさそうです。
やってみたかったので満足しましたが、この後にLineage OSに焼き直しました。
まあ、zipは取っておいてるのでこれで好きなときにpmOSが使えます。

ただ、postmarketOSのwikiだとFire 7 2017は起動できないデバイス、Fire HDXは起動できるデバイスに入っているのに自分の環境だとFire HDXでは起動できず、Fire 7 2017では起動できるのは何なんでしょうか。

ではまた~

2021/12/22

K3 noteのunbrick

どうもです~

今日はLenovo K3 Note(K50-T5)を壊したのでそのことを書きます。

「お前いつもスマホ壊してるな」なんて言ってはいけません。


~経緯~

  1. なんかこの端末にAndroid 6重いなぁ、Android 5にダウングレードしてみるか
  2. FlashToolで焼いたら行けるかな
  3. なんか起動しないなぁ、説明サイトにはチェック入れるなって書いてあったけどpreloader含めてもう一回焼いちゃえ
  4. (Lenovoロゴすら出ない)\(^o^)/オワタ
こうして高級文鎮を一台増やしました。
メーカーロゴすら出ない状態は初めてです。やっちゃったね!

でもこんなことで終わるブログではありません。ちゃんと直します。

結論から言うと最初に焼いていたファイルが偽物なのか壊れているのか、はたまた自分のデバイスでは起動しない特殊なROMなのかはわかりませんが、広大なインターネットの中からSP Flash Toolで焼けば起動するファイルを見つけたのでリンク張っておきます。

一応書いておくと、このサイトにはNortonセーフウェブさんが警告を出してきました。
リンク張っておいて言うのも何だけど大丈夫かな

Flashし終わった後、初回起動時になんか固まっているようだったのでバッテリー引っこ抜いたりFactory Mode起動してみたりしましたがその手順がいるかどうかはわかりません。というか多分要りません。
これだけです、大した話じゃありませんでした。

一応起動した後の写真を貼っておきます。
※起動画面の写真もあるにはあるのですが、背景が黒なせいでなんかヤバそうなやつが写っていたのでアップしません。自分によく似てるんですけど誰でしょうね。
結果としてはブラウザが百度だったりアプリが中国語だったり感じが怪レい日本语だったりするので微妙です。でも、体感速度は明らかに上がりました。怪レいアプリを無効化してこのROMを使うか、違うROMを焼き直すかはまた近いうちに決めたいと思います。何はともあれ起動する状態まで直ってよかったです。

今回はいつも以上にふざけた文体ですが直ってテンション高いので許してください。
今日はこのへんで終わります。
ではまた~

2021/11/21

サブPCのHackintosh

 どうもです~

なんか珍しく月3回、しかも連日更新ですがサブPCのChrome OSを削除してmacOS 12にしたのでその話を軽く書きます。

当然僕はMacなんて持っていないのでMacなしでできる方法を書きます

1.https://www.olarila.com/topic/6278-hackintosh-and-macintosh-olarila-vanilla-images-macos/

ここからMontereyのインストールUSBのrawファイルを落としてRufusやWin32 disk imagerなどで焼く

2.(僕の場合は起動しなかったので)

https://www.olarila.com/topic/5676-hackintosh-efi-folders-for-all-chipsets-clover-and-opencore/

ここから各チップセット等に合ったEFIフォルダをダウンロードし、焼けたUSBのEFIパーティションにあるEFIフォルダをリネームの上ダウンロードして展開したEFIフォルダをコピーする

(2021/11/21 22:45追記)あと、macOS 12をインストールする場合はダウンロードしたそのままだと偽装しているMacBookが古すぎるので適当に書き換えてください。自分はMacBook Pro 16,3にしましたが普通に動きました。

3.USBで起動してインストールする

4.セットアップが全て終わった段階でインストール先の内蔵HDD/SSDのEFIパーティションをマウントし、USBのEFIパーティションの中身をコピーする

これだけです。("だけ"ではないかも...)

僕はAtherosのWi-Fiのやつを使っているのでそのkextを入れたかったのですが新しいOS故にネットの情報が少なく、見つかった情報でもMontereyではうまく動かないという話だったので今は諦めます、残念。Mojaveでは動いていたんですがね...

というわけで駆け足で書いてしまいましたが今日はこのへんで

ではまた~

2021/11/20

サブPCのUbuntuとChrome OS

 どうもです~

今日はサブPCのOSを色々いじったのでそのことについて書こうと思います。

まず、Ubuntuです。これはいつもどおりWindowsとのデュアルブートにしました。

ただ、僕のサブPCはUEFIのブートオプションがefiファイルではなくデバイス単位で、GRUBを入れてもWindowsが起動するのです。

まあ結論から言えばEFIパーティションの/ubuntuの中身をすべて/Microsoft/Boot/にコピーした上で(Windowsを残すならbootmgfw.efiを違う名前にリネームの上GRUBの設定ファイルの該当箇所のファイル名も変え、)shimx64.efiをbootmgfw.efiにリネームするだけだったのですが。


次にChrome OSです。

他の人を批判するわけではありませんが「普通のPCにChrome OSをインストールできます!」のようなタイトルで蓋を開けてみればCloudReadyのようなChromium OSをインストールしているだけというサイトを見かけることがあります。

しかしこのブログを読むような逸般人のみなさん(逸般人すら読んでるのかわかりませんが...)はもっとディープで怪しいことをお求めでしょう。

というわけでChrome OS(Chromiumじゃないやつ)をインストールした話を書きます。

といってもこれもだいぶ出回ってきている方法なのでご存じの方も多いでしょうが...

前提としてLinux環境が必要です。逸般人の皆さんはお持ちかもしれませんが、Ubuntu辺りが無難でいいのではないでしょうか。自分はUbuntu 20.04で動作を確認しています。

以下のリンクから必要なファイルをダウンロードし、すべて展開します。

https://github.com/sebanc/brunch/releases

https://cros-updates-serving.appspot.com/

ただ、下の方のURLは移動して近いうちにこのサイトは非推奨になるらしいです。しかし、移行先とされているURLで同じファイルが見つけられなかったのでとりあえずこのリンクを貼っておきます。必要に応じて編集します。

今回はPixelbook GoのChrome OS 93を使いました。(これを書いている時点でのBrunch対応最新版)。前にやった時のデータではChromebook Pixel(2015)を使っていましたが最近のアップデートがないのでこれは選ばないほうがいいのではないでしょうか。

ファイルをすべて展開したらcgptとpvをインストールします。ubuntuならapt installで入ります。

それも終わったら

sudo bash chromeos-install.sh -src <展開したリカバリイメージのファイル名> -dst <書き込むデバイス>

で書き込みます。書き込むデバイスは/dev/sdbのようなあれです。

警告が出て"yes"を打ち込まないと始まらないので大丈夫だとは思いますが書き込み先デバイスは間違えないようにしてください。

今回は128GBのSSDをSATA-USB変換ケーブルでUSBに繋いでそこにインストールしましたがUSBメモリにインストールしてポータブルChromeOSスティック(?)にしてもいいかもしれません。また、LiveCDからスクリプトを実行して内蔵HDDなどにインストールするのもありでしょう。

インストールができたら再起動します。

ちなみにこの記事も上記の方法でインストールしたChrome OSで書いています。


文字ばかりになってしまいましたが今回はこのへんで

ではまた~

2021/11/08

サブPCのWindows 11化とお掃除

どうもです~
今日はお休みだったのでサブPCをいじりました。
大きく分けてWindows 11化とお掃除です。

1. Windows 11化 はそんなに難しくありません。
    isoをMicrosoft公式からダウンロードして、Rufusや同じようなソフトでUSBに焼いてインストールするだけです。
    ただ、僕のサブPCは8年前の絶妙に古くなってきているPCで搭載CPUもi5 3230Mなのでレジストリを少しいじってやる必要がありました。
    まあこれは他のサイトを見てもらう前提でメモ程度に。

    以下の文字列をコピーして.regで保存してインストール中にShift+F10でコマンドプロンプト→regeditからインポートします
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\LabConfig]
"BypassTPMCheck"=dword:00000001
"BypassSecureBootCheck"=dword:00000001
"BypassRAMCheck"=dword:00000001
"BypassStorageCheck"=dword:00000001
"BypassCPUCheck"=dword:00000001

問題は

2. パソコンのお掃除 です。 

一般的にPCのお掃除といえば要らないソフトウェアを消すとか、ごみ箱を空にするとか、そういうのを想像される方も多いかと思います。

でもそんなのわざわざブログに書かないですよね?そうです、お掃除(物理的に)をしました。

分解方法は長くなるのと、その他諸般の事情で割愛します。


これが分解直後の写真です。


当然このPCを分解したことなどないので8年分の(ホコリ)が詰まっております。
それで、ブラシ的なものと掃除機でこれだけきれいになりました。
※写真の向きが変わっていますが編集面倒なのでこのまま載せます

そうしてもう一度組み立て直したら発熱も抑えられてファンも静かになり、良いことづくめでした。ただもう一回やるかと言われたら手間がかかりすぎて微妙


余談ですが、このコネクタを抜いたままネジを締めるところでした。
これが抜けてるとバッテリーが使えなくなります(なりました)

今日はこのへんで。
ではまた~


2021/10/25

Xiaomi Mi 5でUbuntu Touchを起動しました

どうもです~
今日はMi 5にUbuntu Touchを入れたのでそのことについて書きたいと思います
実は今までも二回ほど挑戦してきたんですけどね、初めて成功しました(笑)

今回もxdaにお世話になりました
細かい手順などはいつもどおりリンク先を読んでもらうことにしますがざっくり書くと
1.とりあえず8.8.30のFirmwareを焼く←これ重要
 まあ今まではこれを忘れていたから起動しなかったんですけどね...
2.一旦Lineage OS 16を焼く
 いつもどおりTWRPでzipファイルを焼くだけです。一回起動してみてください。
3.Bootのバックアップを取っておく
 TWRPでバックアップを取ります。これを復元すればまたLineage OS 16(Android 9)が使えます
4.BootにHaliumのimgを焼く
 ダウンロードしたimgを焼くだけです
5.Ubuntu TouchのGSI ROMを焼く
 TrebleのGSIとは違うらしいですがまたTWRPのFlash ZIPで焼きます

これだけです(これだけってほど短くもないですが)

ただ、一つだけ言わせてください、

ハードウェアボタンが全く効かないです。

仕方ないですね。電源ボタンとかも全く効きません。ただ、もしかしたら偉大なるUbuntu Touchにはそんなもの必要なくて元から使わないだけなのかもしれません。いずれにせよAndroidのようにボタン一つでロックしたり電源を切ったりというのはできません。上からスライドするやつでシステムのところにあるシャットダウンからやるしかないっぽいです。
あとxdaのスレッドのバグのところに書いてあったようにカメラも効きません。これも仕方ないですね。元からカメラを使う予定はなかったので僕は構わないんですが...

というわけで今回は終わりです。
決してメインとして毎日使えるほどの完成度ではありませんがUbuntu Touchを一回も使ったことがなかったので試せたという点ではやってよかったと思います。
まあAndroidに戻してもいいんですけど最新のAndroidはGoogle Pixelがあるので暫くはUbuntu Touch入れておきますかね

一応最後に証拠写真(?)貼っておきます
今日はこの辺で。
ではまた~

FireタブレットでDebian

突然で申し訳ありませんが、このブログを不定期更新にします。 どうもです~ 先月は予告もなしに更新しなくてすいませんでした。これからも毎月更新できる保証がないので不定期更新に というサボりの保険をかけ させてもらいます とまあ、そんな話を書きたかったのではなく 今回はFireタブレ...